普通の学校では、クラス替えは一年に一度です。
気の合う仲間と一緒になれたと喜んでいる人と、
嫌でも一年間は仕方ない、と思って過ごす人がいると思います。
社会でのクラス替えと同等なものは、
大きな会社では部所の移動、
小さな職場では部所の移動は不可能ですから転職ということになります。
学校では、クラス替え以上のものは転校ということになります。
ただ移動先(転校先)が必ずしも気に入ったものとは保証されませんし、
そこまで考えなければいけない場合、
いじめやパワハラなどの大きな問題の解決が必要になります。
そもそもクラス分けはどのようにして決まるものかというと、
一言でいうと、クラスごとのバランスをできるだけ均等にするということです。
具体的には、小学生低学年の場合は月齢差まで考慮されたり、
体力差、成績、リーダー性、積極性のある無しなど、
偏りが少なくなるように分けることだと言われます。
(小学生、中学生。高校生によって違ってきます。双子はひとクラスでない限り必ず別々のクラスにされるそうです)
このようにして決められたクラスが決して完璧にそうなっているかというと、
それは無理というもので、クラスの数が多ければ多いほど難しいものです。
しかし決まったからには、そのクラスで少なくても一年間は過ごしていくことになります。
決めつけてはいけないのでしょうが、人は孤立するのが不安なものです。
特に学生時代!思春期の頃は誰かと一緒に居ないと、仲間外れにされたように感じるものです。
多くの場合、男女とも少人数のグループが出来上がり、
グループごとに行動することが多くなります。
従って、このグループに入れなかった人は孤立するということになります。
職場でも同じように派閥という形でグループができ、
学校と違う大きな点は、利害関係が大きいというところです。
単純にグループ分けされた単なる仲間や遊び相手だけでなく、
出世が絡んできたり、損得で成立するグループも出来上がります。
もちろん学校と同じように一緒に旅行に行ったり、
食事に行ったりする、損得抜きで付き合えるグループもあります。
学校で孤立しそうになった時、やってほしいことは
自分の得意なこと、自分の好きなことを見つけてそれに没頭することです。
そして、それを人がうらやむほど、極めること。
それが学校とは関係ないものでも構いません。
例えば
ゲーム・歌・ダンス・楽器・パソコン・絵・アニメ・何かを収集する...etc
学校以外で仲間や知り合いができたら、
学校の中の小さなことは、大きな問題にならなくなります
。
もちろん、簡単なことではありませんが、
要は、学校とは違う世界を自分で見つけ、
学校という、小さな世界に縛られないようにしていくことです。
そういうことができた時、クラスメートからは、
あなたが自信に満ちあふれて見えるようになるものです。
それでも、それすらを妬んで陰険なことをしてくる人もいるかもしれませんが、
世間ではそういう人は通用しなくなります。
人が良くなっていくこと、成長していくことを素直に喜べないで、
邪魔をする!妬む!こんなクズ人間とは関わらないようにしましょう。
そして、もしあなたが、そちら側の人なら考え方を改めましょう!