体調の変化
高齢者である私は、3回のワクチン接種を受けていました。
4回目がオミクロン株のワクチンでしたが、ワクチン接種のたびに、脇や腕の痛みがひどく、多少の発熱もあったようで、そんな理由で4回目以降は受けていませんでした。
旅行や人混みに出るわけでもないのに発症したのは
もう大丈夫だろうという気の緩みと、免疫力の低下が原因だと、自分では分析しています。
この記事は、2023年5月8日からの5類を間近にして、新型コロナに感染した私自身の記録です。
のどの違和感
日時 | 症状・状態 |
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3月7日水曜日 | 早朝から、のどが、いがらっぽいと感じ始める。いつも以上にのどが渇く。 |
3月8日木曜日 | 鏡で、自分でみてもわかるくらい、のどが赤みをおびている。 のどの痛みがどんどん増してきて、体がいつも以上に水分を要求する。 |
発熱
何年も健康体で居られたので、我が家には体温計がありません。
日時 | 症状・状態 |
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3月8日 夕方 | 計測はしていませんが、熱があるのはわかります。 とりあえず市販のイブプロフェンを服用しました。 |
3月8日 夜 | 夕飯を作りましたが、熱のせいか、食べられません。 熱があっても風呂には入ります。寒気はおさまりません。 食事もそこそこに、ベッドに入り眠ろうとしますが、 熱があると手足が冷えて眠れません。 |
3月9日 明け方 | 市販のイブプロフェンが効いているのか、 少しは熱が下がり、少しは眠れたようです。 |
3月9日 日中から夜 | 食事はしましたが、熱のせいか、おいしくは感じません。 昔からよく扁桃腺炎にかかっていたので、 インフルエンザやコロナを疑いながらも、のどの痛みと久々の高熱に 扁桃腺が腫れただけ、だとも思っていました。 |
発 症
日時 | 症状・状態 |
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3月10日 早朝 | 寒気で眠れない夜を過ごし、きょう!病院に行こうと決心しました。 |
3月10日 7時頃 | 娘が子供の頃からかかりつけの耳鼻咽喉科へ行くことにしました。 8時30分受付、9時診察開始の医院でしたが、家に居ても、しんどくて待ちきれず 8時には医院の駐車場で待機していました。 |
3月10日 9時前から10時 | 発熱しているため、受付にも行くことができず、看護師さんが気づいてくれて、 あらためて検温すると38.6度。 やはりコロナを疑われ、車での待機を指示されました。 しばらくして診察室ではなく、別の小屋のようなところでPCR検査が 行われました。検査結果はインフルエンザではありませんでしたが、 コロナ陽性でした。 |
3月10日 10時頃 | 医師の判断で、発症は3月8日とされ。そこから3月15日までの7日間自宅療養を 指示されました。触診はなく、問診だけの診療でした。 |
新型コロナ時の症状と状況
日時 | 症状・状態 |
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3月10日 10時過ぎ | 薬局にて薬を受け取りましたが、やはり車の中で待機して電話でやり取り後、 少しだけ開けた車の窓から薬を受け取るという徹底ぶりでした。 処方された薬 3月10日 ●トランサミン錠250㎎ 抗アレルギー・抗炎症剤 5日分 ●ソランタール錠100㎎ 消炎鎮痛剤 5日分 ●デキストロメトルファン臭化水素酸塩定 咳止め 10日分 ●ロキソプロフェン錠60㎎ 消炎鎮痛剤 6回分 頓服用 ●レバミピド錠100㎎ 胃薬 ロキソプロフェンを服用時に ●ポピドンヨード うがい薬30㎖ |
3月10日 11時ごろ | 高齢者ということで、保健所のコロナウイルス自宅療養サポートセンターより 連絡をいただきました。 その際、配食サービスをお願いしました。一人暮らしなど、 自宅療養で買い物に行けない人にとっては、ありがたいサービスです。 きょうは、指示された薬をのみ、安静にするだけです。 |
3月11日 | 薬はきちんと飲んでいますが、午後からまた熱が上がり、夕飯は口にするが 食べられませんでした。 夜遅くなってロキソプロフェンが効いたのか、解熱して眠ることができました。 |
3月12日 午前 | 7時過ぎには起床しました。 体温計がないので、正確な体温はわかりませんが、体の感覚で熱が下がったのは 分かります。 昨日まではそうでもなかった鼻水・鼻づまりがひどくなりました。 のどの痛みは相変わらずですが、薬をのむのに少しでも食事をと思い、 パンとコーヒーで朝食にしました。 9時過ぎ 配食サービスが届きました。 買い物に行けない一人暮らしの高齢者にとっては、本当にありがたいことでした。 |
3月12日 午後 | 熱が下がって、食欲が出てきました。 昼食は配食サービスに入っていた中華丼が美味かった。 食事して少し眠って起きると、熱はありませんが、 のどの痛みは増して、鼻水・鼻づまり・咳まで出るようになってきました。 食欲が戻ったし、このまま回復かと思いましたが、 コロナウイルスはそんなに甘くはなかったです。 |
3月12日 夕方から夜 | 熱以外の症状はひどくなりましたが、食欲はあり、 配食サービスのカップラーメンとおかゆを作り、夜の食事にしました。 ところが、ニオイが全くしない!食べても味も全くない! 嗅覚も、味覚も全くない状態でした。突然でした! このままこんな状態が続いたらどうしようか、不安でしたが、仕方ないとあきらめて 薬をのんで、この日は眠りました。 |
3月13日 | 朝起きると、きのうまでとは体調が格段に違いました。 のどの痛みは軽くなっていて、朝食に食べたバナナはかすかですが、 においも味も感じることができました。 熱は完全に下がり平熱でした。 鼻づまりと咳は続いてますが、明らかに回復していると思いました。 |
3月14日 | 熱も平熱で、体もそれほどしんどいということはなくなってきましたが、 鼻づまりと鼻の奥に痰がたまって、粘っこい黄色い鼻水がひどくなり、 時々ですが咳がひどくなってきました。 やはりすんなりとは完治しないものだと思いました。 あしたで自宅療養期間が終わるというのに、まだまだだと思い、 薬もなくなってきたので、検査してもらった医院に連絡して 同じ薬もありますが、鼻づまりや痰がキレる薬を出してもらいました。 ただやはり、診察はなく、問診だけで処方していただき、 コロナ感染というのはそういうものなんだと思いました。 処方された薬 3月14日 ●ベポタスチンベシル酸塩OD錠10㎎ 抗ヒスタミン剤 鼻水・鼻づまり ●カルボシステイン錠500㎎ 去痰剤 痰のキレをよくする ●トラマゾリン点鼻駅 鼻づまり時使用 ●ロキソプロフェン錠60㎎ 消炎鎮痛剤 ●レバミピド錠100㎎ 胃薬 ロキソプロフェンを服用時に |
回復期
日時 | 症状・状態 |
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3月14日 夜 | 追加の薬もいただき、のどの痛みはロキソプロフェンが効いています。 発熱はもうありませんし、あとは鼻づまり、痰と咳ですね。 咳止めをのむと、楽になりますが、咳が一番しんどいです。 |
3月15日 | きょうで発症から一週間です。 自宅療養期間もきょうで終了です。 熱は平熱で、食欲もあり、完全とは言えませんが、嗅覚も味覚も 正常な状態に戻ってきました。 ただ、まだ薬を服用しての今の状態です。 完治したとは言えませんし、 医師からも、10日間くらいは感染させる可能性が高いって言われました。 |
後遺症 的な症状
日時 | 症状・状態 |
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3月16日 | 鼻の奥に痰がたまったようなすっきりしない状態です。 あとからもらった薬は服用中ですが、のどの痛みはなく ロキソプロフェンはもう必要ありません。 いつもではありませんが、咳が一番最後まで残った症状です。 咳止め剤が効いている時間はいいですが、服用して寝ないと夜中に咳がひどくなって 眠れません。 |
3月17日 | 後遺症と言えるような症状は特に感じられませんが、 この時は、味覚・嗅覚が元に戻ってホッとしていました。 胃の調子も久しぶりに薬をのんだ割には食欲もあるし、倦怠感もありません。 気になるのは、咳がいつまで続くのかということくらいでした。 |
4月中旬 | このあたりまで咳は続きましたが、完治したようです。 |
新型コロナに感染して思うこと
つらい順 症状トップ5 | ①のどの痛み 最初に出た症状で、食べるのも飲むのもつらいです。 ②発熱 悪寒で夜眠れないのがつらいですね。 ③咳 最後まで残った症状で、一度せき込むと胸が痛かったです。 ④無味覚・無嗅覚 一時的なもので回復してよかったですが、不安でした。 ⑤鼻水・鼻づまり 普通の風邪やインフルエンザにもある症状でした。 |
ワクチン接種 について | 私は3回までのワクチン接種しかしていません。 だからコロナに感染したのかも知れませんが、 周りには一度も接種を受けていないのに感染していない人もいます。 パンデミックが始まって、ワクチンができた頃は、 何が何でも接種すべきだと思っていましたが、 オミクロン株のワクチン待ちをした時に、どっちでもいいのかなと思ってしまいました。 私のような高齢者はワクチン接種は受けるべきだと思いますが、 接種後の痛みや発熱がワクチン接種を躊躇させます。 |
5類分類 について | 2023年5月8日からインフルエンザと同じ5類に分類された新型コロナですが、 気を付けている人はその後もマスクをして、感染対策もしています。 5類に分類されると、 一部の人は、コロナはもう終息したかのように行動している人もいますが、 新型コロナは、 5類に分類されても、 インフルエンザよりも厄介な感染症に変わりはないと思います。 |
新型コロナ 今後の対応 | ワクチン接種をしていない私が偉そうには言えませんが、 できれば、ワクチン接種を受けたほうがよさそうです。 5類に分類されて、やがてはワクチン接種も無料ではなくなります。 治療費に至っては、すでに規定の料金がかかっています。(2023年5月現在) 心配なのは、今までのように重篤な病気ではないと軽くみて、症状があっても 検査に行かない人たちも多くなるのではないでしょうか。 確かに無症状な人たちもいますし、感染しても 軽い症状だけで回復される人もいるのは確かです。 なにが一番正しい対応の仕方なのかは、わかりませんが、 5類に分類されたからといって、手の平を返したように感染対策を怠ることは、 私はしないつもりでいます。 |