不安神経症(パニック障害・全般性不安障害)

神経症の種類
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パニック障害

状況や場所に関係なく、 突然! 訳のわからない不安と恐怖が襲ってきます。
激しい動悸、冷や汗のような発汗、息ができない、めまい感、どうかなってしまうのでは
行き場のない恐怖心、起きた場所や人によっても違いますが、
全く予期しないときに起こる発作症状がその特徴です。
意識がなくなってしまい救急車で運ばれる人もいます・・・・

例えば 満員電車やエレベーターなど、ある一定時間身動きできない状況下で起こった場合などは、電車から降りたり、エレベーターから出れば 不思議なくらい症状が消えてしまうこともあります。初めて経験したときは、「あれは何だったんだろう」と思うことでしょう。
しかしこの訳の分からない体験がこの神経症の始まりです。

一度この症状を体験すると、また同じ場面や状況で同じことが起こるのではないかという不安が日常生活に支障をきたすようになります。

パニック症状の起きる状況や場所

一人でいる時

部屋でボーっとテレビを観ている時、いつもの睡眠時。

大勢いても周りが知らない人だらけの時

スーパーのレジに並んだ時、大きな店内の出口から遠い場所、映画館、コンサート会場など。

自分の意思では思い通りにならない状況の時

飛行機はもちろん、電車やバスの中、特に満員状態だったり、途中停車やトンネルの中、橋の上など、
車の場合は高速道路や何車線もある大きな道路の中央付近。
理美容院、歯科医など、自分の意思や都合で行動が自由にできないような状況や場所。

全般性不安障害

パニック障害で起こるような発作症状はありませんが、
漠然といろいろなことに不安を感じて、物音に敏感だったり、焦燥感があり、
集中力が低下します。

身体的症状には、のどに何かつえているような感じがしたり、
吐き気や下痢、頻尿などの症状が出ます。

普通の病院では、自律神経失調症などと診断され、
とりあえず様子見として、抗不安薬などが投与されるにとどまり、
一時的には改善されるかもしれませんが、根本的な解決には至りません。

この不安障害は、パニック障害にプラスされて起こります。

治療方法

一般的な治療法として抗不安薬と抗うつ剤を使用する薬物療法と
森田療法・認知行動療法などカウンセリングから始まる心理療法、精神療法などが用いられます。



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