抑うつ神経症は、現在は持続性抑うつ障害と言われ、
症状は、うつ病ほどの症状ではないとされますが、
憂鬱な気分や、やる気の起きない状況が2年以上続いている状態と定義されています。
決してうつ病の軽い疾患というものではありません。
何となく 毎日がつまらないけど、
人生なんてこんなものと片付けてしまってはいけない場合もある神経症です。
主な症状
体がだるい・眠りが浅い・以前より優柔不断で自分に自信がなくなった・集中力の低下などの症状がみられます。
これらは日常、誰にでもある体の症状ですし、別の病気や別の神経症の症状としても起こるものです。
気分が落ち込んで、やる気が出ないなど、本人は悩んでいるにもかかわらず、性格の悪い奴だとか、甘えてる、などと仕事上で誤解されることもあります。
長期間改善されない場合は、軽視しないで、専門医の診察を受けることが重要です。
治療
臨床心理士による心理療法と、抗うつ剤などを使用する薬物治療があり、
カウンセリングで神経症者の話を聴き、助言をする、
場合によっては薬を使用するということです。
