抗不安薬(マイナートランキライザー)

神経症のクスリ

神経症やうつ病・心身症などに投与され、 比較的軽度の不安を和らげたり、気分を落ち着かせることができます。 眠くなることが多いため、睡眠補助剤として使われる場合もあります。

過剰に服用すれば気絶に近い状態になることもあり、 
催眠補助剤として服用しても、自然な眠りではないため、
目覚めたときにはかえって頭痛や疲労感を感じることもあります。

不安や緊張が強い時で、日常生活に支障があるような場合は、それらを一時的に和らげることはできますが、習慣性があり、服用量が増加することもあり、服用をやめようとするときに離脱症状が現れたりします。

離脱症状とは
薬をやめる時に起こる、手の震え・不眠・吐き気・嘔吐・不安・精神運動障害など、
重度の場合は、幻視・幻覚・または幻聴・錯覚が起こります。

下記がよく投与される薬です

商品名一般名作用時間(半減期)適応先発製造メーカー
リーゼクロチアゼパム6時間抗不安・催眠導入田辺三菱製薬
デパスエチゾラム6時間抗不安・鎮静催眠導入・筋弛緩田辺三菱製薬
コンスタンアルプラゾラム14時間抗不安・筋弛緩・抗抑うつ
睡眠障害
武田テバ薬品
レキソタンブロマゼパム20時間抗不安・筋弛緩・抗抑うつ
睡眠障害
サンドファーマ
セルシンジアゼパム50時間以上抗不安・筋弛緩・抗痙攣
催眠・鎮静
武田テバ薬品
ホリゾンジアゼパム50時間以上抗不安・筋弛緩・抗痙攣
催眠・鎮静
丸石製薬
メイラックスロフラゼプ酸エチル100時間以上抗不安・抑うつ・睡眠障害
持続性心身安定剤
MeijiSeikaファルマ
レスタスフルトプラゼパム100時間以上抗不安・抑うつ・睡眠障害
持続性心身安定剤
日本ジェネリック
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